乗り物酔いの原因と症状について紹介します

車や電車、船などの乗り物に乗ったときに、めまいや吐き気などの一過性の症状があらわれるのが乗り物酔いです。本文は乗り物酔いの原因と症状について紹介します。

日々の暮らしから考えられる原因
1体の平衡の乱れ
人体の平衡感覚は、内耳の器官で調整されています。しかし、乗り物による過度の揺れやスピードの変化によって、この情報がその人の限界を超えた異常な刺激として脳に伝えられると、自律神経の働きが乱れ、めまいや吐き気など乗り物酔いの不快な症状が生まれます。

2視覚と嗅覚への刺激
停車中の電車の中から反対方向へ動き出す電車を見ると、一瞬こちらが動き出したかのように感じることがあります。このような、目からの情報と体で感じる情報のズレが乗り物酔いの原因にもなります。また、ガソリンなど、不快な臭いに刺激されて乗り物酔いが増すこともあります。
3自律神経の乱れ
人は、内耳で平衡感覚を保ち、目で実際の位置を確かめ、筋肉が状況に応じて働く、という3つの経路からの情報を脳に伝えて安定した姿勢を保っています。運転すると酔わないのに助手席などに座ると吐き気をもよおすという人は、脳が予測した情報とズレを感じるので、自律神経の働きが乱れて酔いが生じるのです。また、乗り物酔いは睡眠不足などその日の体調や、過去の乗り物酔いに対するトラウマなどにも大きく影響されます。

乗り物酔いの症状
症状は段階を経て変化する
乗り物酔いの兆候として、頭重感・頭痛、生つば、あくびなどの初期症状がみられます。その後、吐き気や顔面蒼白、冷や汗、手足の冷感、ふらふら感といった症状を経て、ついに嘔吐を引き起こします。乗り物酔いの症状は脳が警報を鳴らしている状態なので、それを無視していると症状はどんどん重症化します。